大阪の交通科学博物館が4月6日に閉館。これで大阪の鉄道系の博物館が無くなってしまいました。折角の交通博物館が閉館となるその理由は?

 大阪、弁天町にある交通博物館。惜しまれつつ4月6日に惜しまれつつ閉館となりました。1962年に当時の国鉄が、大阪環状線の開通を記念して「交通科学館」としてオープンしたのが始まりで。52年の歴史に幕を閉じたこととなります。

 52年の歴史、というように、実は建物等々、結構老朽化が激しく、弁天町駅周辺の再開発事業で今回閉館が決まっています。なんだかもったいない感じもしますが、行くと分かりますが、結構古い建物だなあ、というのは管理人も感じたので、仕方ない、と思います。

大阪交通科学博物館2

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 この交通科学博物館、所有者はJR西日本。JR西日本は、2016年に京都の梅小路の蒸気機関車飾ってある隣に、「京都鉄道博物館」をオープンさせる予定であり、大阪の交通科学博物館の展示物の多くは、「京都鉄道博物館」に移転し再度展示される予定となっています。
 結構有名だった、大阪交通科学博物館の鉄道のジオラマ、こちらも移転後再度展示予定で、まずはヨカッタです。

 けど、新しくなって規模が大きくなるとは言え、大阪から鉄道系の博物館無くなってしまうのは、ちょっと寂しいものがありますね。けど考えてみれば、東京のJR東日本の運営している鉄道博物館だって、さいたま市にあるので、東京から埼玉に鉄道博物館を見に行くことを思えば、大阪から京都に行く方がまだ楽でいいかもしれません。(東京は地下鉄博物館もありますが、これまた葛西にあるので、都心からはチョット離れています)

 大阪の閉館する交通科学博物館、ちょっと古い建物で、全体的に古い展示物が多く、博物館として洗練された感が正直ありませんでしたが、個人的には結構楽しく見た記憶があります。
 鉄道系の博物館にも関わらず、航空機系の展示物もあって、管理人はなぜか航空機の展示物に興味津々でした。本来の目的では全然ありませんが、興味があるのだから仕方ない。
 一番驚いたのは、誉エンジンの展示物が無造作に置かれていた所。これが紫電改に積んであったエンジンか!!!実物初めて目にして、ちょっと軍事マニアな管理人、感動していました。さわっちゃだめよ、と書いてありましたが、触ってくれと言わんばかりに無造作に置かれていたのがこれまた印象的。ね、もう少し大切に扱ってあげてはいかがだろうか?、と思ったのもです。この誉エンジン、梅小路の新しい交通博物館でも展示されるのだろうか?多分、次の展示はなさそうな気がします。
誉エンジン 交通科学博物館に展示してあった誉エンジン

 また、昼になると実は食事する場所はあっても、食べるメニューや弁当が殆どなく、ちょっと困ったのも懐かしい思い出です。

 今風の洗練された博物館は、確かに行って楽しませる工夫が随所にあって楽しいのですが、一方で大阪の交通博物館の様に昭和な博物館も、それはそれで味があるよなぁ、と思ったものです。けど今回閉館、時の流れと施設の老朽化とは言え、ちょっと寂しいものがありますね。

 新しく京都にできる鉄道博物館のオープンは2016年の予定。約2年、鉄道系の博物館が関西から無くなってしまうのは寂しい限りですが、京都梅小路には蒸気機関車の博物館が今後もあって、その梅小路の博物館が要はパワーアップする訳なので、2年間、楽しみに待つのがよさそうですね。

 けどやっぱり、大阪に鉄道系の博物館無くなるのは寂しいもんですね。阪急か大阪市営地下鉄で何か作らないかな?地下鉄はそれどころじゃない?阪急はそんなことしないか、年1回鉄道の整備工場オープンしているので、それで十分楽しめているから、それでいいか。

 2016年京都に新しくオープンする鉄道博物館も、是非行ってみたいものです。

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