戦前の陸軍戦闘機「飛燕」の本物が展示開始、2018年3月に各務原の航空宇宙博物館リニューアルのニュースを見て驚きました。これはいずれ見に行かねば・・・。

今回ちょうど岐阜方面に行く機会があり、足を延ばして航空博物館に行き飛燕を見てきました。銀色に輝く飛燕はカッコヨカッタです。他の展示物も大満足。

各務原の航空宇宙博物館、航空ファンなら少なくとも半日は過ごせるオススメのスポットです。

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各務原の航空自衛隊の基地横にある航空宇宙博物館

岐阜県各務原市と聞いても、大半の人は取り立てて具体的なイメージを抱くことはないでしょう。なぜか各務原市はキムチをここ最近は売りだしているので、キムチのイメージがある方もいるかもしれませんが、各務原市は航空自衛隊の基地のある街として知られています。

そんな各務原の航空自衛隊の基地の横に航空宇宙博物館なるものが存在する、と聞いたのは随分前。自衛隊の飛行機も飾ってあるらしい、ということで航空機好きの管理人としては、いずれいきたいもんだ・・・、と思っていました。

さらに今年(2018年)3月にはリニューアルして陸軍の三式戦「飛燕」が新たに展示されたと聞いた日には、何かの機会には必ず、と強く思ったのでした。

そんな中で折よく岐阜方面に行く機会があり、ここぞとばかりに車を走らせ各務原の航空宇宙博物館に行ってきたのでその様子をご紹介します。

岐阜かがみがはら航空宇宙博物館公式サイト(http://www.sorahaku.net/index.html

各務原の航空博物館の場所

各務原の航空宇宙博物館の場所は、各務原の航空自衛隊の基地のスグ横です。詳しい場所は下記のリンクをご覧ください。

https://kanko.travel.rakuten.co.jp/gihu/spot/S21000711.html

名鉄の各務原市役所駅前からバスは出ていますが、本数は少ないですし、基本的には車で行く場所となります。博物館には広い駐車場が併設されているので、イベント等で混雑する時を除けば普通に駐車できます。

そーいえば入間基地は西武線の真横だったな、と10年以上前に行った時のことを思い出したりもしました。

入り口前の広場からYS-11が展示

車で航空宇宙博物館に乗り付け駐車場に車を止めると、博物館の建物の前に大きな広場があります。その広場にはYS-11が展示。YS-11は一度乗ったことがある、懐かしの航空機。知る人ぞ知る国産航空機です。


・いきなり登場するYS-11に驚き

YS-11のほかにもP-2J対潜哨戒機、US-1A救難飛行艇、ヘリコプターの展示もあり、外の航空機の展示だけで満足できてしまいます。

もうこの時点で航空ファンの心をグッと掴まれてしまいました。こんな所が岐阜県にあったとは・・・、以前入間基地にも行きましたが、こんなのはなかったな。驚きでした。

銀色に輝く飛燕がキレイ、問題の水冷エンジンも展示

航空宇宙博物館の館内にチケットを購入して入ると、2番目の展示に早速3月のリニューアルで新たにやってきた飛燕の展示があります。

飛燕は戦前の日本陸海軍の戦闘機では珍しい水冷エンジンを積んでおり、そのキリットした姿が印象的。海軍のゼロ戦は空冷エンジンでスマートならがどこかズングリした機体ですが、飛燕はホントにスッキリしている機体。


・銀色に輝く飛燕の機体

その機体に特に色は塗られていなくて、銀色の塗装前の状態のままで展示がされています。銀色の戦闘機初めて見たかも・・・、非常に印象的です。

そしてその横には飛燕の空冷エンジンの展示もあります。飛燕は戦闘機としての実力を有しながら、エンジンの不良に悩まされた戦闘機として知られています。ドイツからライセンスを購入して製造していた飛燕のエンジンですが、当時の日本の工業力では扱いきれなかった代物ということ。戦争の終盤は機体は出来てもエンジンができない飛燕がたくさんできてしまい、既存の空冷エンジンを付けて飛んだら思った以上の性能が出て、飛燕の空冷エンジンバージョンが五式戦といわれるものです。


・当時の日本の工業力では作り切れなかった飛燕のエンジン

個人的には飛燕の空冷エンジン作り切れなかった部分と、B-29を日本の戦闘機が撃ち落としたくてもB-29の飛んでる高度まで日本の戦闘機はたどり着けなかった(ターボチャージャーが作れなかった)という部分は、日本の当時の工業力の弱さを語る話として強烈に印象に残っています。

エンジンの話も語ると長くなりますが、純粋に飛燕はデザイン的にキレイな戦闘機です。陸軍の戦闘機だと飛燕が一番好きで、海軍だと雷電が好き。相当マニアックです。

飛燕の機体だけでなく、そのエンジンの展示まであって感激。30分くらいジーット見てました。ホント楽しい時間でした。

管理人が飛燕に詳しくなった一冊がコレ

日本の航空機の歴史が分かる1階の展示

各務原の航空宇宙博物館は1階部分は航空機の展示です。飛燕の展示から、現戦後の自衛隊の戦闘機、そして実験機(飛鳥)の展示、そしてMRJやB-787の解説がなされています。

B-787は炭素繊維が多く使われている、というのはよく耳にしますが、実際に炭素繊維の板を触れます。確かに軽くて丈夫でした。炭素繊維の糸は触ったことありましたが、板を触ったの初めて。

その他、ブルーインパルスのシミュレーターもあり、航空ファンなら半日いてもあきません。ブルーインパルスのシミュレーターは当然ながら人気のコーナーなので、1時間待ちは覚悟する必要があります。最近見ませんが、以前はゲーセンに航空シミュレーターのゲームがよくありましたが、あんな感じです。ただし敵機は出てこないので、モノ足りない方もいるかもしれません。

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2階は宇宙エリア

1階は航空エリアですが、2階は宇宙エリアとなっていてロケットや宇宙船の展示がなされています。

管理人は夕方に行って時間が無かったので、実はそんなにジックリは見てません。ただし宇宙マニアなら非常に興味深い展示内容です。

管理人は航空機程興味がなかったのと、時間が無かったのとでザーッとしか見ていません。ただし2階から見える1階に展示んの各航空機の姿は圧巻で、必見です。

建物の中に航空機を詰め込んだなー、と思ってしまいますが、間近に航空機を見る機会も殆どないので、2階から見る1階の航空機たちも見所といえるので、2階も足を運んでみましょー。

まとめ

名古屋を中心とする濃尾平野は戦前から航空産業が盛んな地として知られています。各務原の航空自衛隊の基地の付近には川崎重工のデッカイ工場があって、川崎重工=神戸というイメージの管理人的には少々意外な感もありました。ちなみに飛燕の製造元は川崎重工。川崎重工は空母瑞鶴を神戸で建造したことでも知られています。

しかし各務原の広大な土地に、複数の航空機の展示があって、銀色に光る飛燕の展示まであって、ホント楽しい時間を過ごすことができました。行ってヨカッタです。

航空ファンなら半日は時間潰れます。行く場合はなるべく時間早めに行くことをお勧めします。

バスで行けなくはありませんが、基本的には自動車で行くのが便利な各務原の航空宇宙博物館。航空ファンや宇宙ファンならずとも、こんなデッカイ飛行機が飛んでいるのね、と実物を間近で見ることができる非常にお勧めの施設です。

岐阜や名古屋方面、車で行く機会があれば、是非立ち寄ってはいかがでしょうか?

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