北アルプスを代表する槍ヶ岳の登山ルート、岐阜県側の新穂高温泉から槍平小屋を経て槍ヶ岳に向かうルートのご紹介。上級者向けです!

 槍ヶ岳登山シリーズ、その3は「新穂高温泉から槍平小屋を経て槍ヶ岳ルート」。初心者無用のこのルート、大キレットルートに比べれば命の危険は確かに少ないですが、体力勝負のルートです。体力に自信のある上級者のみにオススメします。

他の槍ヶ岳シリーズ
槍ヶ岳登山、主要5ルートをご紹介!
槍ヶ岳登山ルートその1、上高地から横尾の王道ルート
槍ヶ岳登山ルートその2、新穂高温泉から双六小屋を経る2泊3日ルート

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新穂高温泉→白出小屋:2時間

 このルート、最初は普通の山の道路です。新穂高温泉を出発して、坂道の道路を山沿いにジグザグ進んでいきます。実は登山、普通の道路を歩くのが案外シンドイのですが、それを実感できる、新穂高温泉から白出小屋の間。景色も普通です、黙々と約2時間歩いてください、ホント。一人だと考え事するのに最適ではあります。

 尚、新穂高温泉の地図・基本情報は下記をご覧ください。
 新穂高温泉の地図・基本情報

白出小屋→槍平小屋:2時間30分

 ここからが、いわゆる登山の始まり始まりー。
 沢沿いの樹林帯の道を、何度も沢を横断しつつ進みます。年によっては沢が増水している箇所もあるので、要注意。管理人は一度だけ、靴をずぶ濡れにして、沢を渡ったことがあります。当たり前ですが、替えの靴下は必須アイテム。当日は濡れた靴下でもいいかもしれませんが、翌日も濡れた靴下履きたくないですから。
 ともあれ、沢を渡る際には十分にお気をつけください。

 樹林帯と沢渡りの繰り返しのあと、樹林帯の中に槍平小屋が登場。体力に自信がなければ、槍平小屋で1泊がオススメ。槍ヶ岳からのご来光はあきらめることになりますが、それでも1泊2日で槍ヶ岳に登れます。

 体力に絶対的な自信があれば、そのまま槍ヶ岳へレッツゴー!

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槍平小屋→槍岳山荘:6時間15分

 槍平小屋を出てしばらくは、槍平小屋までと同じような樹林帯の中の道が続きます。しかしながら、次第に視界が開けてきて、いよいよ岩でザラザラした北アルプスのお馴染みの光景が広がってきます。
 そしてここからが、このルートの本番。

 槍平小屋から槍岳山荘まで一気に1000m以上登ります。そういうルートです、このルートは。

 だからもう体力勝負。槍平小屋で1泊していればともかく、初日に槍平小屋まで4時間30分歩いた後、この直登(?)を6時間以上かけて登ります。まさに初心者無用のコース。

 だけど景色は最高。槍ヶ岳に続く、ザレ場のジグザグ道から見上げる槍ヶ岳は、雄大という一言では表せない感慨があります。色々な槍ヶ岳の姿を見てきた管理人ですが、このルートから眺めた槍ヶ岳は、非常に印象深く残っています。飛騨乗越から見る、槍ヶ岳の姿、ホントオススメです。

 そして飛騨乗越から、ジグザグに槍ヶ岳に向かえば、もう槍岳山荘は目前です。

帰り道:7時間30分

 このルート、帰りは逆にオススメできます。恐らく槍ヶ岳から下界に戻る、最短ルートでは?槍ヶ岳から一気に下界に戻ると、何だか不思議な気分になれますよ、ホント。上高地に戻るより、ある意味では不思議な気分。なにせ新穂高温泉では、普通に自動車の姿を見ることができますので。(上高地で乗用車の姿は見ませんので)

 このルート、下りはともかく、登りはホント上級者向けです。登りの場合、なるべく槍平小屋での宿泊をオススメします。余裕があれば、槍平小屋で1泊、槍岳山荘でもう1泊するのがベター。けど2泊するなら、双六小屋から入るルートのほうがオススメではありますが。槍ヶ岳からのご来光にこだわらず、1泊2日で本格的な登山をしつつ、槍ヶ岳に登りたい、という体力勝負山屋にオススメかもしれません。

 ちなみに管理人は、槍平小屋で1泊して、槍ヶ岳まで行って、その日のうちに帰ったことがあります、ある意味馬鹿者です・・・。

 なるほど、槍ヶ岳にはこんな入山ルートもあるのね、という感じで読んでいただくのがいいのかもしれません。ともあれ、ご参考までにどうぞ。

槍ヶ岳登山、体力にまだ自信の無い方等はSMAPも登った上高地から横尾をへて槍ヶ岳に登るルートがオススメです
「槍ヶ岳登山ルートその1、上高地から横尾の王道ルート」

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