西武秩父線に乗車していると見える三角の白っぽい山。山の麓にセメント工場がデーンと構えているそれが、武甲山(ぶこうざん)です。
 二百名山にも入っていて、日本武尊の神話も残る武甲山。駅から駅の登山が可能で、軽登山には最適な山です。
 山頂からはの景色は開けており、秩父の街並みもキレイで、季節によっては秩父の芝桜も見ることができるナカナカよい山ですよ。

武甲山(1,304m)の登山ルートと時間
・横瀬駅→生川→武甲山→長者屋敷ノ頭→橋立堂→浦山口駅(約6時間30分)

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横瀬駅→生川(うぶかわ):1時間50分

 西武秩父線の横瀬駅がこのコースのスタート地点。実はこのコース、一番気を付けるべきは交通事故。
 駅から実質的な登山口の神社の鳥居(武甲山の山頂に御嶽神社があります)に至る、道路歩きの際に横を大型のトラックが走って行きます。

 道の途中にセメント用の砕石工場があり、平日は当然土日でも砕石工場に出入りするトラック(それもデッカイトラック)が横を走ります。当然、歩道がしっかり整備されていて・・・、と言うことはありません。登山に行って交通事故にあってもシャレになりませんので、充分お気を付けください。

 途中、道のすぐ横の採石場を通りますが、結構な迫力です。ちょっとした社会見学みたいで、なかなか面白かったりもします。けどホント、トラックには気を付けてください。

 そして採石場を通り過ぎると右に曲がる道があり、そこでようやくトラックとはおさらば、右に曲がるとすぐに神社の鳥居があり、駐車場や水場があって、そこからいよいよ登山のスタート。

生川→武甲山:2時間20分

 生川を出るとスグにマス釣り場がありますが、こんなところで釣りができるのは結構山屋的には不思議な感じがします。マス釣り場を過ぎると、いよいよ山道にはいります。
 山道に入ると雑木林をジグザグと登ることになります。タマに急登もありますが、いわゆる典型的な低山登山の山道、という感じです。

 時間で言えば約2時間20分、体力のある方なら2時間程で雑木林の坂道を登ると武甲山の手前の御嶽神社到着。武甲山のピークは御岳神社のすぐ後ろにあります。

15.10.16武甲山-min
西武秩父線から見える武甲山

武甲山の頂上について

 御嶽神社の後ろ側にある武甲山のピーク、展望台が2つありますが、その眺めはなかなかのものです。

 頂上の北側は景色が開けており、半パノラマの風景が楽しめ、秩父市街の姿も見えます。春の秩父の羊山公園の芝桜の季節は、武甲山から芝桜をハッキリと見ることができます。意外や意外、武甲山は芝桜を見る隠れた観光スポットだったりします。武甲山から見る芝桜、なかなかいいもんですよ。

 一方、武甲山の山頂から下を見ると、電車から見る武甲山の姿がすぐそばで見えます。セメントのために山を削ってしまったのね・・・、と実感できること請け合い。平日は砕石しているトラックをそのまま見ることができます。
 頂上から見る景色と、その下に広がる風景のギャップが山屋的には若干寂しいものがありますが、他では見ることができないナカナカ印象的な風景ではあります。

 武甲山の山頂そして展望台、印象深いものがありますが、そんなに広くは無いので譲り合って風景を楽しみましょー。

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武甲山→長者屋敷ノ頭→橋立堂→浦山口駅:2時間20分

 武甲山からの下山の道は、登りと同様雑木林の道を下ってゆきます。ただし途中、ホンの少しだけ稜線歩きの気分を味わうことができる場所があります。

 約40分で長者屋敷ノ頭に到着、水場もあります。そしてその後1時間ほど行くと、道路に到着。道路の到着前、最後にジグザグの急降がありますが、転ばないようにご注意ください。

 そして道路についた後、1時間程歩くと橋立堂(札所)に到着。自販機や売店があるので、こちらでの休憩がオススメです。足を少し伸ばすと鍾乳洞もあるので、ご興味ある方は鍾乳洞もどうぞ。

 橋立の堂後、再び道路沿いに下ります。左手にキャンプ場を見ながら下って行くと、線路が見えてきて遂に浦山口駅に到着。

 ちなみに、浦山口駅手前に「不動名水」という名水が汲める場所があります。折角なので、一杯どうぞ。ペットボトルやポリタンクに不動名水を汲んで、家でコーヒー作ったり、水割りを作ったりしても美味しいですよ。

関連サイト:不動名水(秩父市)

 浦山口駅到着後、東京方面へは一旦お花畑駅に出て、西武秩父駅で西武線に乗り換えて帰宅することになります。

武甲山登山のまとめ

 秩父山系は手軽に登れる山が揃っていて、特に出発とゴールの両方が駅という、有難いルートが多いのも特徴。武甲山はその意味では、典型的な便利なルートです。

 西武秩父線に乗っていると、三角で白い山がみえて、あの山は一体何だろう?、と思ったのが管理人が武甲山に興味を持った切っ掛け。その実態は、日本の発展を支えたであろう、セメント工場を抱える山でした。


 山に緑を復活される取り組みも開始されているようです、この上記動画(ニュース)は武甲山の全容見るのにピッタリだったりします

 山頂からの、自然と人工的な風景が一緒になった不思議な光景はなかなか印象的です。そして羊山公園の芝桜の季節は、武甲山の山頂から見る芝桜はなかなかオツなものです。

 行きの道で大型トラックに気を付ける必要はありますが、日帰りで手軽に登山と景色を楽しめる山としてオススメです。

秩父山系なら伊豆ヶ岳もオススメです
「秩父の伊豆ヶ岳登山、駅からのアクセスもよくトレーニングに最適な山」

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