登山の服装は速乾性で揃えるべき。しかし意外な盲点が、パンツこそ登山は速乾性がオススメ。着替えにくいパンツ、速乾性にすることで、更に体力の消耗を減らせて、快適な登山を楽しむことができますよ。

 登山の服装、以前に比べると随分と選択肢は増えて、登山しやすい環境になっていますが、改めて登山の服装に速乾性のモノが進められる理由を考えてみました。

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登山で速乾性の衣類が必須とされる理由

 登山は行動時間中に汗をかいて、そして休憩の時間に体が冷えます。風が吹いていれば、その体の冷えるスピードはさらに速くなります。体が冷えれば身体機能の低下は言うまでもありませんし、体が冷えればそれだけで体力が消耗します。

 分かり易い例で言えば、急に暑い所から寒い所に行くと風邪をひくケースがありますが、あれと似ています。登山は体の暑いと寒いを山に登っている間中、ズーット繰り返しているのと一緒。ただでさえ体力を消耗する登山、汗と体の冷えで更に体力を消耗すれば、下手するとアッと言う間にバテます。

 だから登山の衣服は速乾性のモノが求められる=勧められるんです。速乾性だからと言って、スグに汗は乾かないじゃないかって、さすがに技術の進歩があっても、それは無理。けどね、速乾性の衣服かどうかって、ジワーッと体力面で差が現れます。

 汗かくとベタベタと肌に付くし、なかなか乾かない綿製品の衣服で間違っても山に登ってはいけません。綿のTシャツとジーンズで山に登るのって、一番間違っていま
すよ、ホント。タマにジーンズで山登っている方がいますが。

15.10.19汗-min
山と汗は切っても切れない関係

速乾性の衣服の素材は化学繊維が主流

 最近の速乾性の衣服と言えば、化学繊維が主流。その昔は速乾性の衣服というと、アウトドアショップでしか姿を見ませんでしたが、最近はユニクロ等でも速乾性のTシャツは普通に売っています。スポーツ用品メーカーも、速乾性のシャツ等の開発を積極的に行ってますね、最近は。

 そう考えると速乾性の衣服(特にシャツ)は、結構日常的なモノとなりました。山関係者にとっては非常に有難いことです。何せ安く速乾性のシャツが買えるようになった訳ですから。

 そー言えばフリースの普及も似てますね、フリースって、その昔は山関係者の憧れの一品でしたが、ユニクロのお陰でフリースはホント普通の日用品になりました。管理人、冬はほぼ毎日フリースですし、登山の際の持ち物にフリースは必須と考えています。

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アウトドアショップとユニクロの速乾性のシャツに違いはあるのか?

 アウトドアショップでも売っていて、そしてユニクロ等(ユニクロ他色々ありますが、以下は分かり易いようにユニクロに統一します)でも売っている速乾性のシャツ。速乾性なら一緒?となると値段は圧倒的にアウトドアショップのシャツが高いから、ユニクロ製品がお得か?

 ここの辺り、色々な議論があるのは存じていますが、管理人の経験で言えば、

 速乾性はアウトドアショップのシャツもユニクロのシャツもあまり変わらないが、耐久性は確実にアウトドアショップのシャツが優れている。

 汗が渇くスピードはストップウォッチ等で厳密に測った訳ではありませんが、アウトドアショップのシャツとユニクロのシャツ、管理人はそんなに差を感じませんでした。じゃぁ、値段の安いユニクロ製品がいいかと言えば、差が出てくるのは耐久性。

 アウトドアショップのシャツは数年もつが、ユニクロのシャツは1年でダメになる。

 管理人、一回アウトドアショップで速乾性のシャツ(Tシャツ)を買うと、数年は着ています。いかにも化学繊維という、少々ゴツゴツした繊維のシャツは途中でニオイが取れなくなって脱落しますが、フワフワ感のあるシャツはニオイも付かず、数年間着ても全く問題無し。
 一方、ユニクロのシャツは、だいたい1年で首回りがヨレヨレになります。山のシャツで首まわりがヨレヨレになっても機能的に問題はありませんが、少なくとも管理人はいい気はしません。

 となると、長く使うことを考えればアウトドアショップでシャツを買った方がいいけど、1年毎に買い換えると腹をくくるのであればユニクロでもOK、というのが管理人の結論。

 ただね、北や南アルプス大縦走、といったハードな登山する場合は安心料金込みでアウトドアショップのシャツをオススメします。管理人、北アルプスの縦走は何度かしていますが、さすがにユニクロのシャツで挑んだことはありません。ちなみにフリースは、山でも全然ユニクロの製品で問題ありません。管理人、山でユニクロのフリース愛用してますので。

パンツこそ速乾性にすべき最大の理由→着替えにくい!

 速乾性のシャツの大切さは、多くの場所で言われていますが、パンツも速乾性にすべき。

 登山と言わず、運動をすると下半身も大量に汗をかくのはご存じの通り、ズボンはジャージ等、速乾性のモノを履いている方も、じゃぱパンツはどうだ?

 シャツはすぐに着替えられますが、パンツはすぐに着替えられない。
 そんなパンツを速乾性にしない理由はありません!ユニクロ等で速乾性のパンツはなかなか見ません、こんな時こそアウトドアショップの出番なんです。

 管理人は男性なので、女性の場合は「下着全部」と言い変えてもよいと思います。そもそも女性の場合は簡単に着替えられませんので。

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日常でも使える山用=速乾性のシャツとパンツ

 実は山用の速乾性のシャツとパンツ、日常でも使えるんです。デスクワークで殆ど外出しません、という方はさておくと、真夏に外で作業や工場で働いたり、出歩く機会の多い営業の方だって使えます。

 夏に下界でも山用のシャツとパンツは、最高の組合せとなります。さすがにアウトドアショップで白いTシャツは見ませんが、そこはユニクロの出番。
 さすがに毎日毎日は無理・・・、という方もおられるでしょうが、暑い夏に一日中外回りの入っている時等、一度お試しあれ。山用のシャツとパンツの意外なる使い道に目から鱗が出ます。

 考えれば誰でも思いつく用途ですが、管理人は山小屋で仲良くなった工場勤務の方に教えてもらいました。

15.10.19パンツ-min
速乾性のパンツって案外盲点なんです

まとめ

 何はともあれ速乾性の衣服で山に登ること、これは山で体調を崩さないための大前提。綿のTシャツとジーンズなんて、ホントやめた方がいいです。汗かいて皮膚にTシャツがベタベタ張り付いて、不快なことこの上ありません。

 そして少しネタ、半分以上本気でパンツも速乾性のモノをオススメします。汗を大量にかき、更に着替えにくいパンツこそ速乾性をオススメします。

 折角の登山、下山したら体調不良になっていた・・・、では何のための登山か分かりません。入念な事前準備が必要とされる登山、着てゆくモノをもう1回考えて見ませんか。特に速乾性のパンツの導入、一度検討してみてはいかがでしょうか?オススメです。

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