タカタの株価は今後どうなる?米国だけでなく日本でもエアバッグ問題が拡大。そして米国では第二幕が待っている状態。タカタ、そしてエアバッグ問題は今後どうなっていくのでしょか?

 タカタのエアバッグでのリコール問題、11月20日に米国議会上院での公聴会がありましたが、まだ一件落着とはいっていないようです。米国での騒ぎが大きくなるにつれ、日本国内でもリコール問題が拡大しています。下手をすると米国では自動車業界全体の問題になる可能性も生じているようです。
 自動車好きの管理人、タカタのエアバッグ問題は随分前に知っていましたが、まさかここまで問題が大きくなるのは意外でした。タカタ関係では、以前も記事を書いています。

「タカタ製のエアバッグのリコール問題、米国で社会問題化か?」
http://okiraku-news.net/2014/10/28/takata/

「タカタ製エアバックの問題でホンダ車のリコールが突出、11/20に米国で公聴会が開催」
http://okiraku-news.net/2014/11/17/takata-honda/

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米国は全車のリコールを役所が指示

 これまで高温多湿地域で利用の車のみリコール対象とされていましたが、遂に米国政府が、全米規模に拡大するよう、事実上の命令。11月20日に米国議会上院での公聴会がありましたが、リコール問題米国ではまだ幕引きとはならないようです。

『「タカタ」に全米規模でリコール“命令” 』
http://www.news24.jp/articles/2014/11/27/10264137.html

 これまではアメリカの南部を中心にリコールが行われていましたが、全米でリコールをしなさい、という実質的な命令ですね。先日の上院での公聴会が、米国政府にとってはGOサインになってしまった可能性もありますが、ここまで来るとタカタとしては全米でのリコールに応じざるを得ない状態に。

日本国内でもリコール対象が拡大

 米国での問題が拡大するにつれ、日本側もタカタのエアバックを問題視する動きが。その中で、27日、トヨタ自動車とダイハツ工業は、「ヴィッツ」や「ミラ」など合わせて4車種、約7万台のリコールを国土交通省に届け出したようです。

『日本国内でもリコール拡大…261万台に』
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20141127-00000048-nnn-soci

 タカタのエアバッグのリコール問題、米国だけでなく国内でも拡大の気配が。これまで日本ではあまり報じられてこなかった、タカタのエアバッグ問題ですが、さすがにアメリカで上院を巻き込んだ騒ぎになると、日本の車は大丈夫か、ということになってきたようです。

国内のリコールでの回収率は約50%

 既に問題となっているエアバッグ、日本国内で追加のリコールもありましたが、実は既存のリコール分の回収がなかなか進んでおらず、その回収率は約50%のようです。
 自動車メーカー側はリコールの発表をしており、これ以上責任を問われることは、表面上はありません。しかしながら回収率約50%となると、なぜ積極的に回収を進めないのか?、という方向になる可能性が。
 メーカー側としてはCM打つ等で、回収率の向上を図る等の方策しかなさそうですが、TVCMで「リコール該当の車種をお持ちの方はお近くのディーラーまで」というCMが流れる日が来るのかもしれません。

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問題の本丸はやはり米国、次は12月3日の公聴会と12月6日までに提出の報告書が山場

 米国では11月20日に、問題のエアバックを製造したタカタと、リコール対象となる車数が突出しているホンダが上院の公聴会に呼ばれて証言を求められた訳ですが、実はこれで話は終わっていません。実は第二幕があります。

 まずは第二回目の公聴会が12月3日に開催を予定。そして12月6日までに求められている報告書。報告書は、議会および当局、そして米国民が納得するような内容でないと、これまた問題化する可能性が。
 いずれにしてもタカタのエアバッグ問題、12月まで続くのは確定のようです。

14.11.27米国議会
米国議会では第二幕が待っています

株価は下げ止まっているが・・・

 タカタの株価を見てみます。タカタの株価は9月末頃2,500円から下落を始め11月半ばに約1,000円まで下落。この時点で株価は約40%に。現在は一旦反発している状態で株価は約1,300円。
 株価は波状系で上下するので、今の上昇は、今後の再度の下落の兆候?それともやはり1,000円で下げ止まり?
 現状で言えば、リコール問題が今の所は収束の気配が見えない=ファンダメンタル的には何とも言えないため、黒田バズーカ第二弾相場の中とは言え、今の段階でタカタ株を買うのはリスクが高そうな。
 株価は先行指標と言いますが、今後の株価の行方がタカタという会社の行方を示す可能性もあるので、今後のタカタ株の動向は注目です。

14.11.27タカタ株価
問題はここから先の株価動向です

米国では自動車業界全体の問題となる兆候も

 アメリカは自動車がないとある意味生きていけない、完全なる自動車社会。タカタのエアバッグ問題、米国の自動車業界全体の問題となる兆候まであります。
 そもそも米国では今年GMの欠陥隠し疑惑があったばかりで、この問題が発生しており、米国民の自動車業界に対する視線は、相当厳しいものがあります。またか、的な。タカタのエアバッグ問題、そういった米国世論が背景にもあって、問題が大きくなっている面が多分にあります。今の段階では、タカタやホンダの問題で留まっている状態ですが、今後問題が拡大すると、米国の自動車業界全体の問題となる可能性も秘めています。米国は日本の自動車メーカーにとって金城湯地、タカタの問題、他人事ではなくなってくる可能性も。アメリカは完全なる自動車社会だけに、自動車の問題に対する米国民の意識は、日本人とはまた違った感覚がありそうです。

 まだまだアメリカでは尾を引きそうで、日本でも問題化しつつあるタカタのエアバッグ絡みのリコール問題。今後どんな進展を見せるのでしょうか?今後の事態の推移に注目です。

12/1追記:タカタのエアバッグでのリコール車種、実はトヨタ車が国内は一番多かった!

http://okiraku-news.net/2014/12/01/takata-toyota/

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