タカタ製エアバックの問題を巡り新たなる動きが。リコール数が突出しているホンダも矢面に。ついに米国議会の公聴会に11月20日(木)にタカタとホンダが召喚される事態に。今後この問題どうなっていくのでしょうか?

 解散総選挙や消費税の問題で、実は日本では殆ど報じられていないタカタ製のエアバック問題。そーっとしておいたら鎮火すると思いきや、逆に炎上しています。遂には米国議会の公聴会にタカタと、自動車メーカーとしてはリコール数が突出しているホンダが召喚される事態に。2010年の公聴会でトヨタの豊田社長が召喚され話題になりましたが。同じような事態が目前に迫っています。

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タカタのエアバック問題の経緯

 実はもう数年前から問題になっているタカタ製のエアバック問題。既に問題解決・・・、と思いきや問題は解決しておらず。次から次への問題が生じているのが、問題の根本的原因。

「タカタ製のエアバッグのリコール問題、米国で社会問題化か?」
http://okiraku-news.net/2014/10/28/takata/

 問題あるエアバック製造したり(タカタ)、搭載したり(ホンダ)という部分が一番の問題部分ですが、何度も何度もリコールが繰り返されているのが、米国が苛立っている原因。
 これまでのタカタのエアバック問題、日経新聞11/15に経緯がまとめてあったので、そちらを見ると経緯が分かりやすいです。

2000年頃~ タカタ、製造工程に問題のあるエアバックを米国工場などから出荷
2008年11月 ホンダがタカタ製エアバックの以上は列を巡り初のリコール
2009年5月 ホンダ車で死亡事故(米国)
2013年4月 トヨタなど4社、タカタ製助手席エアバックに問題があるとして、世界で約380万台をリコール
2014年6月 追加リコール。13年に対象とはしていなかった助手席エアバックも対象に。
2014年7月 ホンダ車で死亡事故(マレーシア)
2014年10月 米当局、リコール対象が米国だけで780万台に上ると発表
2014年11月 米上院で20日に公聴会
(日経新聞2014年11月15日号)

 2008~2009年にかけてのリコールで一旦収束したハズのタカタ製エアバック問題、昨年そして今年と再度リコールが相次ぎ問題が再度クローズアップされることに。2008~2009年の際に全て解決できれいれば、こんなことにならなかったのでは、と思ってしまいますが、どんなものでしょうか?

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タカタ製エアバックはホンダ車への搭載が圧倒的

 タカタとホンダは資本関係は1.2%しかなく、基本的にタカタは独立系の会社。ホンダのエンジニアがタカタに頼み込んでエアバックを開発してもらった、という歴史的な背景があり、ホンダ車のタカタ製エアバック搭載比率は約50%。そんな関係もあり、タカタ関連の米国でのリコール台数はホンダが約500万台と、リコール台数では2番手のトヨタ・日産が約100万台と比べると、突出しています。
 そんな訳で確かにタカタとホンダは資本関係にはないものの、モノを作ったタカタと、モノを搭載した製品を大量に作っていたホンダが、そろって米国上院の公聴会に呼ばれる、という事態に陥ることに。
 この辺り、資本関係もないし、けど自動車業界独特の系列取引があり、特にホンダは非常に微妙な立場です。ついでに言えば、ホンダはエアバック以外にも近年リコールが相次いでおり、下手をするとそちらもつつかれかねないので、非常に困った状態ではないかと、推察されます。何といっても米国は、ホンダにとっての稼ぎ頭の地区ですから。

タカタとホンダはつるし上げられてしまうのだろうか・・・

 公聴会、出席の議員にとっては格好のパフォーマンスの場な訳で、召喚されたタカタとホンダに対し、議員の激しい言葉が浴びせられる可能性も。タカタ製エアバックの搭載車両はすべてリコールすべき、という意見も一部議員の先生から出ている様子で、厳しい追及が予想されます。政治力のあるトヨタですら、厳しい追及のあった公聴会、トヨタ程の政治力は無いタカタとホンダ、果たしてどんな追及がなされるのでしょうか?
 ただある意味、公聴会はガス抜きの場、とも考えられるので、公聴会を乗り切れば、問題は収束へ・・・、という可能性もあります。問題は今後エアバックでリコール等の問題は発生しない、というのが大前提ですが。過去、その大前提が何度も破られているので、今の事態に陥ってますので。

 果たしてタカタのエアバック、そしてそれに伴うホンダ車のリコール問題、米国でどんな展開を巡っていくのか?日本では殆ど報じられないタカタの問題、さすがに米国上院の公聴会に両社が召喚、ということになれば話題になってくるかもしれません。タカタショックとも言われ始めている、エアバックのリコール問題、今後の行方に注目です。

11/27追記:タカタの株価の今後は?エアバッグのリコール問題が日米で拡大

http://okiraku-news.net/2014/11/27/takata-kabuka/

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