[:ja]

大阪都構想の賛否を問う住民投票、僅差ですが反対多数で”反対”という結果となり否決に。政界引退を明言する橋下大阪市長の敗因は大阪市最大の人口を誇る平野区にありました。

                          Sponsored Link

 全国の注目を浴びた、大阪都構想を巡る住民投票。大阪市民の結論は、大阪都構想にNO!という結論。票数の差で言えば0.8%という僅差ではありますが、大阪都への反対が賛成を上回りました。多数決が民主主義のルール。そして、今回の住民投票は法的拘束力を有します。橋下徹氏が大阪府知事そして、大阪市長として訴えてきた大阪都構想、これで終止符が打たれた形となりました。

大阪都構想の住民投票の賛成と反対の票数、反対も僅差の勝利

 大阪都構想の賛否を問う大阪市民の住民投票、最終的には下記票数となりました。

・賛成→694,844票
・反対→705,585票
(票差10,741票、0.8%)

 まさに僅差で反対となった大阪都構想の住民投票。票差0.8%というのが、今回の住民投票の激戦を物語っています。しかし反対が多数、というのが民主主義のルール。基本的に今回の住民投票で、大阪都構想の議論に終止符が打たれることに。

Sponsored Link

大阪市各区の大阪都構想住民投票の票数

 大阪都構想の賛否の住民投票、各区の賛成と反対の票数詳細は下記の通りです。(速報性重視で数字のミス等ある可能性もありますが、ご容赦ください)


北区・・・賛成36,019-反対25,001(+11,018)
福島区・・賛成21,586-反対17,267(+4,319)
中央区・・賛成24,336-反対20,657(+3,679)
港区・・・賛成21,410-反対23,351(-1,941)
大正区・・賛成16,646-反対21,211(-4,565)
西淀川区・賛成23,670-反対28,337(-4,667)
東成区・・賛成29,689-反対20,667(+22)
天王寺区・賛成18,327-反対20,815(-2,488)
浪速区・・賛成13,563-反対12,189(+1,374)
東淀川区・賛成43,388-反対41,340(+2,048)
生野区・・賛成25,396-反対29,190(-3,794)
城東区・・賛成46,728-反対45,784(+944)
阿倍野区・賛成30,434-反対32,446(-2,012)
東住吉区・賛成34,079-反対37,322(-3,243)
西区・・・賛成26,094-反対19,160(+6,934)
都島区・・賛成30,135-反対26,671(+3,464)
淀川区・・賛成48,566-反対38,904(+9,662)
旭区・・・賛成23,145-反対28,048(-4,903)
鶴見区・・賛成29,859-反対29,752(+107)
住之江区・賛成33,184-反対36,880(-3,696)
住吉区・・賛成38,623-反対45,950(-7,327)
平野区・・賛成46,072-反対56,959(-10,887)
西成区・・賛成25,298-反対28,818(-3,515)
此花区・・賛成17,597-反対18,872(-1,275)

 全24区ある大阪市、大阪都構想の住民投票は上記のような結果となりました。

Sponsored Link

大阪都構想の住民投票、橋下市長の敗因は平野区の反対

 大阪市の各区の票差を見ていくと、大阪都構想を推進した橋下市長の敗因は平野区にあり、と見受けられます。

 大阪市で最大の19万人という人口を有する平野区、ここで賛成が46,072票 、反対56,959票、その差が10,887票と、反対が賛成を10,000票以上上回っています。

 4,000票差程度で反対の区は大正区、西淀川区等ありますが、10,000以上の票差がついて反対となったのは平野区のみ。
 平野区での敗北が、橋下市長の敗因となった、と言ってもよいのではないかと。基本的には住宅地の平野区、そして大阪市で最大の人口を有する平野区、平野区での勝負が、大阪都構想の成否を決したようです。

 ちなみに頭の体操として考えれば、平野区は八尾市、生野区は東大阪市、西淀川区は尼崎市(大阪府と兵庫県の問題は置いておきます)、住吉区は堺市というように再編すれば、大阪都構想実現したりします。まぁ、頭の体操ということで。
 けど、橋下市長そして大阪都構想の賛成派から見れば、町村合併で街の規模が大きくなるのも良し悪し、という所でしょう。何せ大阪市の中心部はほぼ大阪都構想に賛成な訳ですから。(都市部の梅田、難波、京橋を抱える区は賛成です)大阪市で最大の人口を誇る平野区で大きく負け越したのは、橋下市長としては最大の大誤算と言えるのでは?

橋下徹市長は政界引退、12月に任期満了で大阪市長を退任へ

 今回の選挙で負ければ政治家を辞める、とまで仰られていた橋下徹大阪市長。敗戦を受けての記者会見でも、もう政治家辞めます、と宣言されています。ただし12月までの任期まではちゃんとお勤めになるそうです。元々、今回の選挙に負けたら次の大阪市長選挙には出馬しない、と表明されていたので。

 そして、10〜20年後も政治家復帰は無い、と記者会見で橋下市長は仰られていました。

 いずれにしてもここ10年近く大阪市の政治の一大テーマとなっていた大阪都構想、今回の住民投票で「反対」ということで決着がつきました。

 そして今後の大阪市はどうなる?また橋下市長は本当に政治の世界を完全に引退してしまうのか?反対派が勝ったとは言え、僅差での勝利となった反対派。まずは12月の大阪市長・大阪府知事選がどんな展開になるのかに注目です。そして住民投票にかかわった皆様、ご苦労様でした。

当サイトの大阪都構想の記事をまとめました
大阪都構想の記事まとめ

スポンサードリンク




[:en]

大阪都構想の賛否を問う住民投票、僅差ですが反対多数で”反対”という結果となり否決に。政界引退を明言する橋下大阪市長の敗因は大阪市最大の人口を誇る平野区にありました。

 全国の注目を浴びた、大阪都構想を巡る住民投票。大阪市民の結論は、大阪都構想にNO!という結論。票数の差で言えば0.8%という僅差ではありますが、大阪都への反対が賛成を上回りました。多数決が民主主義のルール。そして、今回の住民投票は法的拘束力を有します。橋下徹氏が大阪府知事そして、大阪市長として訴えてきた大阪都構想、これで終止符が打たれた形となりました。

大阪都構想の住民投票の賛成と反対の票数、反対も僅差の勝利

 大阪都構想の賛否を問う大阪市民の住民投票、最終的には下記票数となりました。

・賛成→694,844票
・反対→705,585票
(票差10,741票、0.8%)

 まさに僅差で反対となった大阪都構想の住民投票。票差0.8%というのが、今回の住民投票の激戦を物語っています。しかし反対が多数、というのが民主主義のルール。基本的に今回の住民投票で、大阪都構想の議論に終止符が打たれることに。

大阪市各区の大阪都構想住民投票の票数

 大阪都構想の賛否の住民投票、各区の賛成と反対の票数詳細は下記の通りです。(速報性重視で数字のミス等ある可能性もありますが、ご容赦ください)


北区・・・賛成36,019-反対25,001(+11,018)
福島区・・賛成21,586-反対17,267(+4,319)
中央区・・賛成24,336-反対20,657(+3,679)
港区・・・賛成21,410-反対23,351(-1,941)
大正区・・賛成16,646-反対21,211(-4,565)
西淀川区・賛成23,670-反対28,337(-4,667)
東成区・・賛成29,689-反対20,667(+22)
天王寺区・賛成18,327-反対20,815(-2,488)
浪速区・・賛成13,563-反対12,189(+1,374)
東淀川区・賛成43,388-反対41,340(+2,048)
生野区・・賛成25,396-反対29,190(-3,794)
城東区・・賛成46,728-反対45,784(+944)
阿倍野区・賛成30,434-反対32,446(-2,012)
東住吉区・賛成34,079-反対37,322(-3,243)
西区・・・賛成26,094-反対19,160(+6,934)
都島区・・賛成30,135-反対26,671(+3,464)
淀川区・・賛成48,566-反対38,904(+9,662)
旭区・・・賛成23,145-反対28,048(-4,903)
鶴見区・・賛成29,859-反対29,752(+107)
住之江区・賛成33,184-反対36,880(-3,696)
住吉区・・賛成38,623-反対45,950(-7,327)
平野区・・賛成46,072-反対56,959(-10,887)
西成区・・賛成25,298-反対28,818(-3,515)
此花区・・賛成17,597-反対18,872(-1,275)

 全24区ある大阪市、大阪都構想の住民投票は上記のような結果となりました。

大阪都構想の住民投票、橋下市長の敗因は平野区の反対

 大阪市の各区の票差を見ていくと、大阪都構想を推進した橋下市長の敗因は平野区にあり、と見受けられます。

 大阪市で最大の19万人という人口を有する平野区、ここで賛成が46,072票 、反対56,959票、その差が10,887票と、反対が賛成を10,000票以上上回っています。

 4,000票差程度で反対の区は大正区、西淀川区等ありますが、10,000以上の票差がついて反対となったのは平野区のみ。
 平野区での敗北が、橋下市長の敗因となった、と言ってもよいのではないかと。基本的には住宅地の平野区、そして大阪市で最大の人口を有する平野区、平野区での勝負が、大阪都構想の成否を決したようです。

 ちなみに頭の体操として考えれば、平野区は八尾市、生野区は東大阪市、西淀川区は尼崎市(大阪府と兵庫県の問題は置いておきます)、住吉区は堺市というように再編すれば、大阪都構想実現したりします。まぁ、頭の体操ということで。
 けど、橋下市長そして大阪都構想の賛成派から見れば、町村合併で街の規模が大きくなるのも良し悪し、という所でしょう。何せ大阪市の中心部はほぼ大阪都構想に賛成な訳ですから。(都市部の梅田、難波、京橋を抱える区は賛成です)大阪市で最大の人口を誇る平野区で大きく負け越したのは、橋下市長としては最大の大誤算と言えるのでは?

橋下徹市長は政界引退、12月に任期満了で大阪市長を退任へ

 今回の選挙で負ければ政治家を辞める、とまで仰られていた橋下徹大阪市長。敗戦を受けての記者会見でも、もう政治家辞めます、と宣言されています。ただし12月までの任期まではちゃんとお勤めになるそうです。元々、今回の選挙に負けたら次の大阪市長選挙には出馬しない、と表明されていたので。

 そして、10〜20年後も政治家復帰は無い、と記者会見で橋下市長は仰られていました。

 いずれにしてもここ10年近く大阪市の政治の一大テーマとなっていた大阪都構想、今回の住民投票で「反対」ということで決着がつきました。

 そして今後の大阪市はどうなる?また橋下市長は本当に政治の世界を完全に引退してしまうのか?反対派が勝ったとは言え、僅差での勝利となった反対派。まずは12月の大阪市長・大阪府知事選がどんな展開になるのかに注目です。そして住民投票にかかわった皆様、ご苦労様でした。





[:]