9月に突如、10月の解散総選挙の報道が開始され、遂に9月25日に安倍総理により衆議院議員の解散総選挙が表明されました。

10月22日の選挙に向けて一気に戦闘態勢に入った各政党。今回は小池都知事が「希望の党」を設立し代表に就任という新しい動きも生じています。

民主党からの政権奪取後、連戦連勝が続いた安倍総理ですが、果たして今回の突然の解散は吉とでるのか。2017年の衆院選の予想記事を選挙マニアな管理人が順次更新して参ります。(10月19日更新)

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週刊文春10月26日号

選挙終盤戦、10月19日(木)に発売の「週刊文春10月26日号」が同誌の最終予想となります。希望の党の失速は、誰の目にも明らかですが、各党派別の議席数はどのように予想されているのでしょうか。

<現有> → <予測>
・自民290(内比例68)→251(内比例62)
・公明35(同26)→30(同22)

・希望の党57(同35)→66(同32)
・共産21(同20)→18(同17)
・立憲民主党16(同9)→46(同29)
・維新14(同9)→21(同12)
・社会民主2(同1)→2(同1)
・大地0(同0)→1(同1)
・無所属与党4(同0)→5(同0)
・無所属野党33(同12)→25(同0)
「週刊文春10月26日号」

10/12の日経新聞の調査に近く、自民党は251議席の予想。希望の党も同様で66議席。
自民党は想定内の負けに収まり、安倍総理は安泰。そして希望の党は前原氏の捨て身の作戦は不発に終わる、との結果で着地の見込みです。

日経の調査との違いで目を引くのは、維新。日経は10議席前後の予想ですが、文春は21議席の予想。橋下氏不在のまま、また組んだ相手が希望の党で、党勢に勢いを感じない維新ですが、それでも大阪での強さを健在と考えるのか、それとも遂に維新の勢いも止まった、と考えるのか、見方が分かれる所です。

正直、維新のブームは去りましたが、それでも大阪で維新は根付きつつあるので、大負けはないんじゃないかと、個人的には思います。よって日経は厳しめに予想ではないかと。ただ今回の選挙で維新がどこまで踏ん張れるかで、今後の国政政党としての日本維新の党の存在感が変わって来るのではないかと。

あと面白いのは、文春の予想だと公明党が5議席減らす予想。比例で議席を減らす予想ですが、さてどうなりますか。

ともあれ自民党の大負けはほぼなくなった様子。やはり安倍総理持ってる男なんだなー、と思います。あと、枝野代表が率いる立憲民主党がどこまでがんばれるのか、ここは大いに見所でしょう。

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日本経済新聞10月12日(木)

選挙中盤戦で新聞各紙が議席予想を掲載していますが、日経新聞の予想を取り上げます。各紙によって若干ばらつきはありますが、それほど大きな差は生じていません。

<有力>-<優勢>-<可能性>
・自民党 199-260-308
・希望 46-69-110
・公明 28-34-36
・共産 15-18-20
・立民 35-45-60
・維新 5-10-16
・社民 1-1-2
・こころ 0-0-0
・諸派 0-0-0
・無所属 15-28-35
「日本経済新聞10月12日(木)」

完全に希望の党が失速。一時は100議席オーバーの予想もされていましたが、69議席前後の予想。

一方、自民党はほぼ想定通りの負けに収まる予定で、予想通りの結果となればすんなり安倍総理の再任が決定。現有288議席からの上乗せの可能性まで生じており、小池都知事の排除発言以前の嫌な流れは完全に払しょくされています。

そして立憲民主党が検討し45議席前後の予想。個人的には、立憲、と言われても分からない方が多いと思いますが、義侠心に駆られた形の枝野代表に指示が集まっている形となっています。

また希望の党と連携する形となった維新は10議席前後と、現有14議席から減少の予想。関西集中戦略も不発と言うことでしょうか。

感想としては、安倍総理は持っている男なんだなー、と思います。戦後初の総理に返り咲きとの部分から間違いなく持っている男なのですが、今回も民進党解党→希望の党立ち上げで一時は自民党の大幅議席減が懸念されましたが、敵失により、どうやら負けても予想に近い(前回の選挙で自民党は勝ちすぎているので)負けとなり、自民党及び安倍総理は、雨降って地固まる状態になる模様です。

今回の野党の騒動を見ていると、小池都知事は確かに勝負師としての才能はピカイチですが、政治家としての限界が見えてしまった感じ。前原氏はああ見えて、意外にもバクチ打ちだったことが判明。けど細かいことが決められないのと、人を見る目があまりなかったんでしょう。立憲民進党・枝野代表は、判官びいき好きな日本人のハートをキャラも相まって掴みました。だらしない野党政治家が多い中で、政治家として一皮むけた可能性に期待。

選挙も既に目の前。最終的にどんな結果となるのか、どうやら希望の党の失速は間違いなさそうですが、自民党の議席の減り具合が注目と言えそうです。

週刊現代10月28日号

小池都知事の衆院選出馬見送りがほぼ確定した後に発売の「週刊現代10月28日号」。希望の党への熱気も冷めた段階で、ある意味では素の状態での議席予想となっています。

<現有> → <予測>
・自民288(内比例68)→234(内比例50)
・公明35(同26)→34(同25)

・希望の党56(同34)→84(同42)
・維新14(同9)→20(同11)
・立憲民主党15(同8)→40(同25)
・共産21(同20)→22(同21)
・社会民主2(同1)→2(同1)
・大地0(同0)→1(同1)
・無所属与党6(同0)→5(同0)
・無所属野党35(同14)→23(同0)
「週刊現代10月28日号」

希望の党への期待も萎み、小池都知事の衆院選出馬もなくなり、ブームてきな要素がなくなるとこんな結果、との予想。

衆議院の過半数の議席が233議席なので、自民党は単独過半数を維持。公明党と合わせて過半数の議席確保、が安倍総理の目標であり、目標は楽々クリア。

野党も政権交代は果たせずとも、希望の党は野党第1党に躍進。タッグを組む、日本維新の会も14→20議席に躍進。そして注目の立憲民主党は当初の15→40議席と大健闘。

要は自民党が54議席を減らして、その減った分を野党が取る、という構図です。しかしそれでも自民党は単独過半数を維持で、自民・公明党体制は維持、との予想。問題は50議席も減って自民党内が安倍降ろしが始まるかどうか。「週刊現代10月28日号」では安倍総理の退陣論が出るのではないか、との論調ですが、これは実際なってみないと分かりません。

個人的には自民党単独過半数維持なら、求心力は衰えるものの、どうにかこうにか安倍政権は存続ではないかな、と思います。大敗と言う程の負けではないですし、北朝鮮問題もあり、自民党内で安倍降ろしをやっている余裕はないような。

ともあれ上記結果であれば、政権交代は発生しないので、安倍降ろしが始まるかどうか、が選挙後の一番の見所となりそうです。

週刊文春10月12日号

小池都知事による希望の党結成、そして民進党前原党首による自爆的な民進党の実質的解党による希望の党合流、そして立憲民主党と、野党側で目まぐるしい動きがあった後に発売の「週刊文春10月12日号」では、それらの状況を踏まえた上で、下記の議席予想を出しています。

<現有> → <予測>
・自民286(内比例69)→214(内比例59)
・公明35(同26)→34(同25)

・希望の党58(同35)→101(同38)
・維新14(同9)→27(同16)
・立憲民主党11(同4)→28(同15)
・共産21(同20)→22(同21)
・社会民主2(同1)→2(同1)
・大地0(同0)→1(同1)
・無所属与党6(同0)→5(同0)
・無所属野党37(同17)→31(同0)
「週刊文春10月12日号」

希望の党が100議席を上回る議席を得て、野党第一党の座を確保の予想。実質的には民進党の大半を希望の党が抱え込んだ訳ですので、当然と言えば当然。

注目すべきは自民党の数字で、286→214議席(▲72議席)との数字。今回の選挙、そもそも安倍総理としては前回の選挙で大勝しているので、勝ちは無いにしても負けもない選挙、との前提だったと思うのですが、さすがに70議席減となると”負け”となります。
自民党は公明党と合わせて過半数が目標(233議席)と、現有の単独288議席からすると相当低いハードルを目標設定していますが、「週刊文春10月12日号」の予想では、自民党+公明党では過半数を確保するものの、現在確保の自民党単独での過半数は割れることが予想されています。
安倍総理の責任問題が浮上する可能性は否定できません。

ちなみに個人的に注目したのは、立憲民主党。現有の11→28議席と大きく議席を伸ばし、維新の議席を上回る予想。枝野党首始め、リベラル派の底力は分かりますが、そこから更に上乗せまでできてしまうのか、注目に値します。

週刊現代10月7日号

9月25日に行われた安倍総理の解散表明前に先んじて、衆院選の議席予想を行ったのが週刊現代。小池都知事が新党を結成、との前提に立っていますが、実際に小池都知事は新党「希望の党」を設立し代表に就任しており、予想通りの展開となっています。

その「週刊現代10月7日号」の議席予想は下記。

<現有> → <予測>
・自民286(内比例69)→222(内比例51)
・公明35(同26)→31(同25)
・維新15(同10)→16(同11)

・民進92(同32)→121(同42)
・共産21(同20)→23(同21)
・無所属10→7

・小池新党9(同3)→41(同25)
「週刊現代10月7日号」

衆議院の定数が475議席であり、過半数は238議席。憲法改正の発議に必要な2/3議席以上となると、317議席が必要となります。

「週刊現代10月7日号」の予想では何と自民党は過半数割れの222議席(64議席減)。ここ最近、選挙のたびに議席数を減らし続けていた民進党は、久しぶり議席を増やし92→121議席の予想。

そして何と言っても躍進が予想されているのが小池新党(希望の党)。9月20日時点で参加表明分の9議席が、予想では41議席と大幅増で民進党に次ぐ野党第2党の座に急伸。日本維新の党(16議席予想)をダブルスコア以上で上回り、公明党をも上回る予想となっています。

今後徐々に情勢が明らかになっていきますが、まず最初の第一弾の予想としては自民党敗北との予想。小池都知事も憲法改正には前向きスタンスとされていますが、自民党がここまで負けると、数の上では憲法改正の発議は可能な状況もあり得ますが、自民党と言うより安倍総理はそれどころではなくなってしまう可能性が高いです。

まとめ

順次各週刊誌等の記事を見ながら、2017年の衆院選の予想記事を充実させていきたいと思います。

週刊誌等の議席予想も、選挙直前の波乱が無ければ最終的には当たらずとも遠からずの着地を迎えることが多いので、選挙予想に非常に参考になります。

安倍総理の決断は果たして吉と出るのか。今後の選挙情勢に注目です。

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