まだ実施されるかどうか分からない2016年衆議院議員選挙。行われるのであれば、実施が決まっている参院選とのW選挙となる可能性が高そうではあります。

 まだ不透明な部分の多い2016年の衆院選ですが、週刊誌等では選挙の予想記事が掲載されています。憲法改正の強い思いを抱く安倍総理。果たして7月に参院選と衆院選のW選挙に望み、おおさか維新の会も取り込んで憲法改正への道筋をつけることができるのか?それとも、景気失速の感が強くなりつつある中、流石に自民党は難しいのは?

 まだ実施されるか分からない面はありますが、衆院選について各方面の予想をピックアップしてみます。

関連記事:2016年の参院選結果の予想、民主党一人負けの可能性が

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改選前の衆議院議員の主要政党の議席数

 4月11日(月)時点での衆議院議員の主要政党の議席数は下記のようになっています。

・自民党290
・民進党95
・公明党35
・共産党21
・おおさか維新14
・社民党2
・生活の党2
・その他14

※尚、4/24に北海道と京都で補欠選挙が行われるので、2議席追加予定となります

 自民党が290議席と他党を圧倒する議席数を有しています。そこに連立相手の公明党が加わるのですから、与党が圧倒的有利な状況。
 
 そもそも前回の衆院選、自民党が勝ちすぎた側面があるので、次回仮に衆院選が行われた場合、アベノミクスの陰りもあいまって、そう簡単に自民党大勝、という訳にはいかないのではないか、と考えられます。

2016年衆院選予測議席数(「週刊現代」16/4/23号)

 「週刊現代」16/4/23号が掲載していた、2016年衆院選予測議席数は下記のような数字になっています。

・自民党290→225
・民進党95→169
・公明党35→32
・共産党21→20
・おおさか維新14→17
・社民党2→2
・生活の党2→2
・その他14→8
「週刊現代」16/4/23号

 自民党は現有290議席から225議席と65議席を失う予想。自民党の負け、という予想を「週刊現代」は行っています。

 仮におおさか維新が憲法改正に協力したとして、自民225+公明32+おおさか維新17=274議席。衆議院の総議席数は475、憲法改正の発議には2/3以上の賛成即ち317議席位上の賛成が必要となりますが、残念ながら全くその数には及びません。

 この結果であれば、憲法改正もできないため安倍総理もわざわざ参院選とのW選挙を行う必要はない、との結論になります。

「週間現代」の016年衆院選予測議席数考察

 自民党が負けて憲法改正が遠のく、という予想をしている「週刊現代」。

 紙面には各選挙区毎の予想得票数の記載もありますが、野党側は「野党連合」としている選挙区が非常に多いです。と言うことは野党連合が大前提の選挙予想。野党連合がうまくいかない場合、前提が崩れてきます。
 「週刊現代」の衆院選予想の数字を見る際は、「野党連合」という大前提を踏まえて見る必要があります。

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共産党が鍵を握る2016年衆議院選挙

 民主党を始めとする野党が自民党系候補に乗っかっても、選挙があれば単独で立候補者を立てて、ある意味では民主主義を守ってきたとも言える共産党。その共産党も、遂に参院選から民進党との選挙協力を行います。

 共産党の活動員の方、日頃から運動熱心な方が多いのですが、最近街で見ていると高齢化が著しいように感じ、ということは共産党の懐も以前ほど潤沢ではない、と考えられ、民進党との選挙協力もそんなお家の事情があるのでは?

 そんな共産党が独自候補の擁立をやめて、協力できる選挙区では民進党の候補者を推したらどうなるか、というのが「週間現代」の衆議院選挙予想の背景にあります。

前回の総選挙では、共産党は全国の小選挙区で約700万票を獲得しながら、1議席しか獲得できず、ほとんどが「死票」になっていた。その隠れた一大勢力が、1200万票位上を持つ民進党に、事実上合流する。一方で自民党は、直近2回の総選挙で約2550万前後の表を得てきた。(「週刊現代」)

 共産党が他野党との選挙協力を進めても自民党の一強体制に大きな変化はありません。しかしながら、野党が弱すぎて勝ちすぎる自民党時代の終焉、の可能性は高いと考えられます。

 尚、年初に「週刊文春」が参院選の予想の際に同時に衆院選も予想していますが、自民+公明+おおさか維新で2/3以上の議席確保、という予想がなされてました。詳しくは下記を御覧ください。

まとめ

 まだ2016年の衆院選が決定した訳ではありませんが、衆院選があるとすれば7月10日に参院選と合わせて衆参W選挙となる可能性が濃厚。

 ただしアベノミクスに陰りの見える昨今、野党連合も形になりつつある中、無理に衆院選まで行うかどうかは、なんとも言えません。W選挙ということであれば、安倍総理とすれば狙うは公明+おおさか維新と協力しての憲法改正、となりますが、その実現性が少ないとなれば、無理に衆議院を解散する理由もありません。

 ただし解散風が吹き始めるとアッという間に時は流れていきます。果たして本当に衆議院選挙は行われるのか、行われた場合議席数はどうなるのか?今後も随時時期をアップしていこうと思います。

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