お隣の韓国で一大事となっているMERS(マーズ:中東呼吸器症候群)。日本に入って来るリスクだってゼロではありません。そんなMERSの症状、予防方法、潜伏期間等について調べてみました。

                          Sponsored Link

 韓国で一大騒動になっているMERS。既にMERS感染者の確認から1ヶ月が経ちますが、その騒ぎは収まる気配がありません。MERSは感染症であり、今のところは日本での感染者の確認はなされていませんが、今後日本でも感染が確認される可能性は充分あります。

 MERSの日本での感染者が出ないことを祈りつつ、けど祈るばかりでは何もできないので、そもそもMERSとはどういったものなのか、調べてみました。もしもの場合は、正しい知識を持って、冷静に対応したいものですね。

MERS(中東呼吸器症候群)とは?

 MERSとはMiddle East Respiratory Syndrom、中東呼吸器症候群と呼ばれるウイルス性の感染症。原因となるウイルスはMERSコロナウイルスと呼ばれています。
 2003年に流行したSARSも同じコロナウイルスの仲間ですが、SARSとMERSは異なる病気となっています。

Sponsored Link

MERSの感染経路、ヒトコブラクダ→人から人へ

 MERSの感染源は、中東のヒトコブラクダと考えられています。2012年4月にヨルダンで最初の患者が見つかって以来、中東及びその近隣地区からの渡航者を介して感染が拡大中。韓国で最初にMERS感染が確認されたのも、中東帰りの男性。
 
 感染者については、中東はもとより、中東以外でもイギリス・フランス・ドイツ・アメリカ・中国・韓国等の25ヶ国で感染者が確認されています。

 そして、人から人への感染も韓国で報じられているように、既に発生しています。患者の咳等からの飛沫感染、接触感染が原因と言われていますが、現段階で特定されてはいません。人から人への感染は、患者から家族、患者から医療従事者への感染が殆ど。感染対策が不十分な診療所での集団感染の例はあるようですが、電車や飛行機といった、公共交通機関での集団感染例は今のところは報告されていません。

MERSの症状→初期症状は風邪に似ているが肺炎を伴う

 MERSの症状としては、発熱、咳、呼吸困難を伴い、ほとんどの患者が肺炎を起こします。どんな病気でもそうですが、肺炎になるのが厄介な所。また下痢、吐き気、嘔吐等も併発するケースも多数。初期症状が風邪に似ている所がMERSのやっかいな所です。

 一方で、ウイルスに感染しても発症しない人もいます。

MERSの潜伏期間

 MERSの潜伏期間は平均5〜6日と言われていますが、2013年6月27日のWHO勧告では、潜伏期間は不確定であるとして、より長い期間の観察も必要と医療機関に求めています。
 いずれにしても約2週間見れば、感染の可否は分かる、ということにはなります。

Sponsored Link

MESRの治療方法→対処療法で対応

 MERSに対しては特段有効な治療方法は現段階では見つかっていません。よってMESRに対するワクチンもありません。治療は患者の容態に応じた対処療法となります。

 中東の患者がの場合は10人中3〜4人が死に至っています。一方、韓国では10%程度。医療体制の差に起因していると考えられています。尚、1歳以下から老人まで感染例があり、糖尿病、癌、肺、心臓等に慢性疾患を有していたり、免疫系が弱まっている患者は重症化のリスクが高いと言われています。

MERSの予防方法

 MERSの予防方法は、他の感染症と同様、手洗いの徹底と感染者との接触を避ける、というのが大原則。

 また感染源とされるラクダの生肉やラクダの生乳の摂取は厳禁。日本でラクダの生肉を食べたり、生乳を飲まれる方はいないと思いますが。ただし動物園でラクダを見る程度であれば問題なし。日本の動物園のラクダには何の罪もありません。

 日本でMERSの感染者が確認されたら、やはりまずはマスクをしての外出、ということになりそうです。

事前の準備も大切です

 中東以外の世界25ヶ国でMERSの感染者が確認されており、日本でMERS感染者が確認される日がいつ来てもおかしくはない状況となっています。韓国の騒動は、対岸の火事ではありません。

 そんな時でも正しい知識をもって、正しい対応を取りたいものですね。今後、MERSの状況は注視したいと思います。

スポンサードリンク



[:]