今年も花粉症の季節が到来しつつありますね。既に目がかゆくなったり、鼻がグスグスしている方もおられるのでは?しかーし、長年多くの日本人を悩ませてきた花粉症に遂に特効薬が登場するようです。その名も「シダトレン」。なめるタイプの薬で、注射も必要ないので、服用も楽な薬です。しかも保険適用です。

 この薬、鳥居薬品が開発した「シダトレンスギ花粉下舌液」というのが正式名称。既に1月に厚生労働省の承認を得ており、今は発売準備中。6月から治療現場にお目見えする予定です。
 と、いうことで、残念ながら、今年の花粉症には間に合いません・・・、ウーム残念。けど、来年からこの薬が使えるという希望があれば、今年が花粉症とのお付き合いも最後、という気持ちで今年の花粉症を乗り越えられるかも?
花粉症
 この薬の最大の特徴は、その服用の仕方にあります。スプレー式の容器に入った薬を舌の下にシュシュッとスプレーして、そのまま2分待つ・・・、それだけです。口からそのまま飲む経口薬程のお手軽さではありませんが、それにしたって注射打ったり点滴売ったりといった薬に比べれば、段違いに体への負担が少なくすみます。普通に耳鼻科に通院して、薬もらって・・・、ということなので、治療のハードルも低いですね。

 ただしこの薬、アレルギー症状が無い時から服用を始める薬となっています。と、いうことは、既に今年は花粉症のシーズンが始まっているので(花粉症はアレルギー症状ですから)、仮に現在耳鼻科等に「シダトレン」が出回っていたとしても、やはり使えるのは夏とか秋以降。6月の登場ということは、当然準備もあるんでしょうけど、この治療開始のタイミングの問題もありそうですね。
 ただし逆に考えれば、今年の夏~秋にかけて、来シーズンに向けての花粉症対策に取りかかることができそうです。6月以降、「シダトレン」のニュースに注目が集まりそうですね。問題は、喉元過ぎれば熱さ忘れる・・・、という人間の心理かもしれませんね。けど花粉症がヒドイ人は忘れたくても、忘れられないので、医者に駆け込むだろうなぁ。

 もう一つ忘れてはいけないのは、この「シダトレン」、一般的には2年という長期的な服用を前提としている点。だから今年の夏から治療を始めたからといって、来年の花粉症の症状が必ずなくなる、というものではありません。当然、薬には個人差があるので、来シーズンから効果のある方もおられるでしょうけど。治療は長期的なスタンスで、望まないとダメのようです。症状出ていない時から、長期間薬飲むの、正直面倒ですね。。。これが最大のネックかもしれません、

 服用時期や服用機関を考えると、花粉症の特効薬とはいえ、まだまだ今後の改善余地はありそうで、花粉症の薬ってやはり難易度が高いんだなぁ、ということが分かります。あと、12才未満の子供も服用はできないようなので、ご注意を。

 長年、多くの日本人を苦しめてきた花粉症。これまでナカナカその決定打がありませんでしたが、遂に花粉症対策の決定打となりうる薬は世に出てくるようです。今シーズンに効果が無いのは残念でなりませんし、服用機関も長くなりそうなのも残念ではありますが、何はともあれ、これまでは花粉症に決め手となる薬がなかったのですから、花粉症に悩まされてきたの方には、極めて有効な治療法が現れる、と言ってよいのではないでしょうか。それも保険適用になるので、治療のハードルはグット下がります。

 今年の夏~秋は、季節はずれではありますが、「シダトレン」の登場で、花粉症治療の話題が多くなるのかもしれませんね。そして「シダトレン」はバカ売れ状態になるのか?そして鳥居薬品の株価はどうなる?(もう随分と株価は上がっています)
鳥居薬品

 花粉症患者の方、製薬会社関係者、耳鼻科関係者からハテは株の関係者まで、「シダトレン」の登場と、登場後の行方は非常に注目を浴びそうですね。

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