もうすぐ夏ですね。夏と言えば、お世話になる「素麺」と「冷麦」。この「素麺」と「冷麦」の違いは?お世話になる前に、ちょっと調べてみました。

JAS規格は太さで分けています

 素麺と冷麦の違い、実は乾麺類の日本農林規格(JAS)では、太さの違いで分けられています。

・素麺→断面が角状(幅0・7ミリ以上1・2ミリ未満、厚さ約1・0ミリ)丸状のもの(直径0・8ミリ以上1・3ミリ未満)。
・冷麦→断面が角状(幅1・2ミリ以上1・7ミリ未満、厚さ約1・0ミリ以上1・3ミリ未満)丸状のもの(直径1・3ミリ以上1・7ミリ未満)、薄くて平たい麺。

 簡単に言えば、素麺の方が、冷麦より細い、ということになります。
ちなみに4・5ミリ以上、厚さが2ミリ未満の帯状の形をした麺「干しひらめん(きしめん)」と定めています、きしめんもJAS規格があったんですね。

 けど、もう少し調べてみると、本当は単に細さでは決められないようです。

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素麺と冷麦の本来の分け方

材料
・冷麦→小麦粉、塩、水
・素麺→小麦粉、塩、水、油(油が入るのが特徴、言われてみれば湯がく時、油が浮くことがありますね)
製法
・冷麦→切る(昔「切り麦」と呼ばれた)
・素麺→手延(工程の過程で中空になります、手延素麺って言いますね)
熟成
・冷麦→乾麺にするが、熟成はしません
・素麺→乾麺にした後に熟成させます
(ちなみに熟成の課程で油が抜け、冷暗所で一夏の熟成を経たものは「ひねもの」と呼ばれる最高級品)

 素麺は、麺を打った後「ねかせ」という工程が本来は入ります。上記を見比べると、素麺のほうが冷麦よりも手間がかかっている、ということが分かります。揖保の糸他、素麺はブランド素麺がありますが、そーいうことだったんですね。なるほど。

セブンイレブンの素麺と冷麦のパッケージが似すぎていて話題に

 上記のように、太さから始まって、製法まで、素麺と冷麦は実は明確な違いがあるのですが、セブンイレブンの素麺と冷麦がパッケージが似すぎている、と話題になっています。

14.5.19セブンイレブンの素麺と冷麦

https://twitter.com/akiko_saito/status/468062397064691712/photo/1

 確かにパット見るだけだと、素麺か冷麦か分かりませんね。コシが強くてなめらかな「ひやむぎ」と、なめらかでコシが強い「そうめん」。両社とも”コシが強い”、のは分かります。よく似てますが、大きな字で書いてあるので、考え事していたり、ボーットしていなければ、間違えなさそうではあります。

 今年ももうすぐ、素麺と冷麦の季節。素麺や冷麦を食べながら、その違いについて思いを巡らせるのも、また一興ですね。ということで、素麺と冷麦の違い講座でした。ご参考まで。

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